昼が一年中で一番短く、夜が長くなり、この日を境に、日脚は徐々にのびていきます。
冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、
陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。
つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです♪
この日は冬至かぼちゃを食べて金運を祈り、冬至風呂(柚子湯)に入って無病息災を祈る行事を各家庭で行います。
◆ゆず湯
柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるアロマテラピーのリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
冬至の読みは「とうじ」。というわけで、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています。更に「柚(ゆず)」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いが込められているのです。
昔からの言い伝えはほとんど語呂合わせですね^^
◆かぼちゃ
かぼちゃは保存がきき、保存中の栄養素の損失が他の野菜に比べて少ないため、
冬場に野菜がとぎれてビタミン類が不足した江戸時代に貴重な栄養源として
普及し、風邪や中風の予防にかぼちゃを冬至に食べる風習が根付いたといわれています。
かぼちゃの栄養成分の特徴は、なんといってもカロチンを多く含んでいることで
体内で肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけてくれます。
柚子湯でリラックス♪すべすべに♪