6/29のブログの瓦葺替工事現場です。
桟葺き工法で淡路産いぶし瓦を葺いていきます。
瓦屋根は長い間、日本の伝統的な建築物を過酷な自然環境から守ってきました。
住まいの耐久性を考える場合、屋根材の耐久性も同時に、検討されなければなりません。
高温焼成される瓦の屋根は、丈夫で耐久性に富んでいます。
いぶし瓦は、日本建築の屋根に多く見られ、渋い銀色の光沢と清楚な美しさは、
洋風指向が高まる昨今でも依然として根強い人気を保っています。
年間約1500~2000ミリの雨が降る日本では、いぶし瓦は表面の炭素幕が水をはじき、
瓦の持つ形状が、水の走りが良く、素早く雨を流し落として、優れた防水性を発揮します。
<城陽市M邸> 施工中
それにしても真夏の屋根の上は暑い(--;)
屋根面に横桟木を打ち、瓦を引っ掛け、釘打ちし固定していく
桟葺き工法。