団地プロジェクト

2012.01.31

「リノベーション」という言葉を最近よく耳にします。

リフォーム展示会などでもリノベーション物件を紹介

している会社は多くなっています。

クロスの張替など、老朽化した建物を元に戻す「リフォーム」

に対し、古い建物を新しい状態に戻すのではなく、

自由設計により、建物の持つ初期の性能以上の新たな付加価値を

加え、再生させることを「リノベーション」といいます。

築年数の経った中古物件が、リノベーションにより、

おしゃれで素敵によみがえります。

京都市伏見区にある観月橋団地の「DANCHI」プロジェクトは、

「団地からDANCHI」へのまさにリノベーション物件。

早速見学に行ってきました。

昭和37年に入居が始まった団地は、現在空室が多くなり、

入居者のほとんどが高齢者になったので、団地の部屋を

建築家がデザイン、リノベーションし、入居者を募集しています。

UR都市機構の仕様に、建築家や広告会社チームの新しいアイデアが

加わったプロジェクト。

見学をした、すでに改装されたお部屋は、全体にオープンで明るく、

本当におしゃれで素敵です。

静かで緑も多く、日当たりも風通しもよく、いいところでした。

高齢者のが増えているので、たくさんの若者にも住んでもらおう、

団地の良さを残しながら、新しい魅力も付けたしていこう、

暮らしもデザインも、新旧が活き活き共存する団地にしようと

いうプロジェクトのコンセプトそのものです。

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http://kangetsukyo-danchi.jp/

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