縁側

2012.06.18

「昔のいなかの家」には、お客さんが靴を脱がないまま縁側に腰掛けて

お茶を飲んでいったり、話をしながら日向ぼっこをしたり、

小さいこどもが遊んだりできるスペース「縁側」があります。

縁側と部屋との間には明かり障子が入り、外の光をやわらかく取りこみ、

また、座敷に居ながらにして、縁側の向こうの庭を楽しむこともできます。

縁側の外側は外で、間にはガラス戸や雨戸が入り、雨風や寒さを防ぎます。

縁側は「部屋」と「外」との間に入った緩衝地帯なのです。

20~30年前以降の新築は、縁側のあるお家は、ほとんど無くなりました。

部屋の間取りが広くなった分、軒下や縁側が無くなり、いきなり壁に

なっている家が多いです。

夏場、縁側で蚊取り線香たきながら~すいか食べながら~花火を観る~

近所の人たちの声が聞こえてくる~ 昭和時代です。サザエさん家です。

縁側って時間的にも空間的にもゆったりした気分になれますね。

<城陽市K邸 離れ>

縁側のガラス戸をサッシに入替させていただきました。

<ビフォー>

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<アフター>縁側のサッシ入替

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