「昔のいなかの家」には、お客さんが靴を脱がないまま縁側に腰掛けて
お茶を飲んでいったり、話をしながら日向ぼっこをしたり、
小さいこどもが遊んだりできるスペース「縁側」があります。
縁側と部屋との間には明かり障子が入り、外の光をやわらかく取りこみ、
また、座敷に居ながらにして、縁側の向こうの庭を楽しむこともできます。
縁側の外側は外で、間にはガラス戸や雨戸が入り、雨風や寒さを防ぎます。
縁側は「部屋」と「外」との間に入った緩衝地帯なのです。
20~30年前以降の新築は、縁側のあるお家は、ほとんど無くなりました。
部屋の間取りが広くなった分、軒下や縁側が無くなり、いきなり壁に
なっている家が多いです。
夏場、縁側で蚊取り線香たきながら~すいか食べながら~花火を観る~
近所の人たちの声が聞こえてくる~ 昭和時代です。サザエさん家です。
縁側って時間的にも空間的にもゆったりした気分になれますね。
<城陽市K邸 離れ>
縁側のガラス戸をサッシに入替させていただきました。
<ビフォー>
<アフター>縁側のサッシ入替