当社の春夏キャンペーンが終了した7月20日、
スタッフの皆で宇治川の鵜飼へ出かけました。
朝から雨が降り続き、鵜飼はどうなることやら…と
心配していましたが、屋形船(貸切船)に乗り込む6時半頃には
すっかり雨もやみ、気持ちのいい涼しい風が吹いていました。
鵜飼が始まる7時頃までに船上でお食事をいただきました。
http://www.uji-tatsumiya.co.jp/ukai/index.html
鵜飼へいざ出発。
気がつけばあたりは暗闇に包まれ、船の提灯にあかりが灯ります。風情がありますね。
「暑い夏の夕暮れ時山に沈む夕陽が宇治川に夜のおとずれを伝える頃、
川面に松明が映えいよいよ宇治川の”鵜飼”の始まり~」って感じです。
<鵜飼とは・・・>
鵜飼は、風折烏帽子に腰蓑という古式ゆかしい装束の鵜匠が、
かがり火のもと、光に集まってくる鮎を、鵜を操って捕獲するという、
伝統漁法です。
宇治川の鵜飼は、平安時代にはすでに行われていたと言われて
いますが、平安時代の後期になると仏教の教えの影響をうけて次第に
宇治川での殺生が戒められるようになり、鵜飼も衰退していきました。
大正15年に再興し、現在の鵜飼は、客が屋形船からその様子を見て楽しむという、
もっぱら観光事業として行われています。
宇治の夏の風物詩です。
宇治川の鵜匠は3人のうち2名が女性で、鵜匠は紐につながれた六羽の鵜を巧みに操り、
川の中に潜った鵜が魚を捕らえると、鵜匠はすばやく手綱を引いて舟に引き戻し、
水にもぐった鵜たちの飲み込んだ鮎を吐かせます。
鵜匠は、夏の鵜飼シーズンはもちろん、それ以外の時も鵜の世話をし、
捕獲された野生のウミウを鵜飼が出来るように訓練しています。