一之舟入

2013.11.16

会長と社長が城陽商工会議所久世東支部の
リクレーションに参加しました。
京都河原町二条の高瀬川沿いにある京町家にある「一之舟入」
創作中華をいただきながら、商工会議所会員の
ご近所の皆様と、楽しいひとときを過ごさせて
いただきました。
8年間支部長を務めた当社の会長は、今回を最後に
次の方へ引き継ぎ、皆様から大きな花束をいただきました(*^_^*)
dse_9511a_R
高瀬川は、江戸初期の豪商、角倉了以が1614年に、物資輸送のために、
鴨川の水を引いて開いた運河で、水深は数十cm程度と浅く、
この川で用いる小舟を高瀬舟といいました。
江戸時代には、京都と伏見とを結ぶ主要な物流手段として多くの舟が
行き交い、川筋に並んだ問屋は繁栄をきわめ、京都の経済に重要な役割を
果たしました。
二条から四条にかけては、荷物の上げ下ろしや船の方向転換を
するための「船入」が9ケ所作られました。
1894年(明治時代)、琵琶湖疏水が通じると、物資輸送量は減少し、
1920年(大正時代)に水運は廃止されました。
現在は、「一之舟入」の一部のみがあるのみで、江戸時代の
貴重な遺跡として国の名勝天然記念物に指定されています。
dse_9518a_R

« »

最新のブログ