節分

2015.02.03

2月3日は節分です。
実は、あまり知られていませんが、京都祇園では、節分を「お化け」と言って、
賑やかな催しがあります。
節分の夜は、舞妓や芸妓が仮装してお座敷にでて、踊りや寸劇を披露し
宴席を盛り上げます。
お座敷は常連のお客さんでいっぱいで、
お茶屋からお茶屋へ移動する、仮装した舞妓芸妓の「お化け」を
見るために、祇園だけでなく、花街(先斗町、宮川町、上七軒)は
見物客でいっぱいになります。
人気の舞妓さんたちは一晩で40件ほどの宴席を回るそうです。
舞妓や芸妓だけでなく、ひょっとこやきつねに仮装した
お囃子の一団も練り歩いています。
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仮装と踊りと宴会、アメリカのハロウィンやヨーロッパのカーニバルに
似ていますね。
もともと(江戸時代後期から昭和初期)は、節分の日に仮装をして
鬼を驚かせ、鬼を追い払って厄払いをしたそうです。

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